何人の人が日本から米国へ行くのでしょう。
彼らの渡米の目的は何でしょうか。何人の人が米国に長期滞在するために「移民ビザ」を必要としているのでしょう。仕事や学校など、一時的な滞在を目的とする「非移民ビザ」は、どのぐらい取得されているのでしょう。
米国国務省のウェブページから、その統計を見ることができます。
移民ビザ
ウェブサイトの情報によると、東京で発給された米国移民ビザの数は、2014年の1,466件から、2015年には1,671件へと、13%増えています。しかし、2005年の件数(3,514件)と比べると、2015年の件数(1,671)は、52%減っています。
直近の親族ビザの日本での発給件数は、2014年の875件から、2015年には1,304件と、49%増えています。しかし、2005年の件数(2,281件)と比べると、2015年の件数(1,304)は、42%減っています。
非移民ビザ
種類別、国籍別に分類された、非移民ビザの発給件数を見ると、日本に関連した非移民ビザの傾向を知ることができます。
2005年 2014年 2015年 B (観光 / 商用ビザ) 4,362 3,617 3,668 E (貿易駐在員 / 投資駐在員ビザ) 14,422 13,254 13,937 F (学生ビザ) 25,567 19,014 17,929 H (特殊技能職ビザ) 6,213 2,490 2,125 J (交流訪問者ビザ) 10,343 9,748 9,911 L (企業内転勤者ビザ) 11,998 10,916 10,343 M (職業訓練学校生ビザ) 794 606 598 O (卓越した能力を持つ人のためのビザ) 478 696 681 P (芸術家、芸能人ビザ) 892 925 824
ゲーリー・ハーズは、米国移民法を専門とする弁護士で、カリフォルニア州弁護士会と日本弁護士連合会(外国法事務弁護士)に登録しています。この記事は情報提供のみを目的としており、法的アドバイスを提供するものではありません。特定の問題については、資格を有する法律の専門家に相談してください。ここに書かれた意見は筆者個人のものであり、いかなる非営利団体または政府機関の見解や意見を反映するものではありません。
Comments